「鳥栖(とす)」という地名の由来
鳥栖という地名は、その字のとおり「鳥の栖(すみか)」という意味です。
奈良時代に書かれた「肥前風土記」によると、ここに住む人々が鳥小屋を作り、雑鳥(くさぐさのとり)をつかまえてかいならし、朝廷に献上したことから「鳥屋の郷」(とりやのさと)、「鳥樔(巣)郷」(とすごう)と呼ばれ、のちに鳥栖という地名になったと伝えられています。
自然に恵まれた鳥栖市では、同市と福岡県筑紫郡那珂川町にまたがる九千部(くせんぶ)山の山麓や河内ダム周辺はもちろん、市内全域で多くの野鳥を見ることができます。
市の鳥である「メジロ」や佐賀県の鳥「カササギ」はもちろん「ヤマガラ」や「モズ」、「カワセミ」や「ヒバリ」、「ヒヨドリ」など、これまで147種の鳥が確認されています。
福岡なの?長崎なの?
どっちでもないのが鳥栖。